玉木共同代表

 玉木雄一郎共同代表は12日、定例の記者会見を国会内で開いた。

 玉木共同代表は、(1)西日本における豪雨災害(2)参院の選挙制度改革(3)内閣不信任決議案の提出――について話をした。

 「平成30年7月豪雨」は平成最大の豪雨だとする認識から、玉木共同代表は、政府が優先順位の低い法案を通過させるよりも人命救助や行方不明者の捜索を最優先させるべきだと要請。災害関連の視察として、13日に古川元久幹事長が広島・愛媛を視察、玉木共同代表は16日に岡山、18日に愛媛を視察および青年局とボランティア活動をする予定だと説明した。

 参院選挙制度改革について、野党案を採決もせずに自民党の定数6増案を参院で強行に通過させたことに対しては、選挙制度を特定の政党に都合の良いように作り上げることは民主主義の基本を崩すものだと指摘。今後の衆院での対応については、「厳しく対応して廃案に追い込みたい」と強調した。

 災害対応には政府に最大限協力する考えを示しながらも、今国会を振り返り内閣不信任に値する事案が多くあることから、来週にかけて他の野党と内閣不信任決議案の提出を検討していく考えも示した。