第11回総務会の様子

 国民民主党は18日、第11回総務会を党本部で開いた。

 報告事項では、古川元久幹事長が前週からの豪雨災害被災地でのボランティア活動や義援金募金活動などの取り組みを報告した。泉健太国民運動委員長が通常国会閉会後の全国一斉の宣伝活動の一環として、党所属国会議員のいない県への議員派遣の取り組みの方針を報告した。徳永エリ男女共同参画推進本部長が16・17日に東京で開いた女性議員ネットワーク会議総会・研修会について報告した。

 報告・承認事項では、古川幹事長が(1)代表選挙管理委員に浜口誠参院議員を選任する党役員の補充人事(2)全国青年大会を8月22・23の両日に東京で200人規模で開催すること――を報告し承認された。泉国会対策委員長と榛葉賀津也参院幹事長が通常国会会期末に向かっての衆院での参院6増法案の帰結や参院でのカジノ法案への対応状況と方針などについて報告し承認された。

 協議・議決事項では、足立信也政務調査会長が政策案件として提案した豪雨災害義援金の差し押さえ禁止法案に賛成することについて提案通り議決した。大島敦選挙対策委員長が提案した7月27日告示、8月5日投票の長野県議会議員補欠選挙(長野市選挙区)の候補者として元長野市議会議員の金澤敦志氏を推薦することについて提案通り議決した。古川幹事長が代表選挙規則の改正を提案し、協議の結果(1)推薦人の人数要件を党所属国会議員の15%もしくは20人(どちらか少ない方)以上25人以内、それと同数の地方自治体議員とする(2)選挙運動期間を告示日と投票日を含めて10日以上17日以内とし、総務会で定める期間とする(3)これまで郵便投票に限られていた党員・サポーター、地方自治体議員の投票にQRコードやインターネットを用いた電子投票の仕組みを導入することを検討する――とすることを議決した。20日に開くブロック代表幹事との懇談会、両院議員総会に報告したのちに執行する。この規則改正を踏まえて、本年9月の代表選挙について、8月22日(水)に告示、選挙実施のための臨時党大会を9月4日(火)とする古川幹事長の提案を議決した。

PDF「政策案件の議決結果報告」政策案件の議決結果報告