第36回総務会

 国民民主党は6日、第36回総務会(拡大)を党本部で開いた。

 報告事項では、5日に開いた全国幹事会・自治体議員団役員等合同会議の概要について平野博文幹事長が報告。岸本周平選挙対策委員長が3日に投開票のあった愛知県知事選挙で党推薦の現職・大村秀章氏が3選を果たしたことを報告した。

 報告・承認事項では、党広島3区総支部長として衆院の候補予定者となっていた塩村文夏氏が1月25日に党本部事務局に「離党届」を持参し、同日中に記者会見を開いて他党から参院選挙に立候補すると表明した問題について、党規約が定める「党の名誉及び信頼を傷つける行為」、党規約・倫理規則が定める「本党の運営に著しい悪影響をおよぼす行為」、倫理規則が定める「他政党を利する行為・言動など、党の結束を乱す行為・言動」に該当するとして、離党届は受理せず(1)同氏に対して「党公認の取り消し措置」を行うとともに(2)倫理委員会の意見を聞いた上で「除籍」処分とする――ことが相当と判断したと平野幹事長が報告し承認された。

 協議・議決事項では、岸本選対委員長が2019年統一地方自治体選挙となる道府県議会議員選挙候補者4人を推薦、2人の公認を取り消すことを提案し、提案通り決定した。これにより統一地方自治体選挙となる道府県議会議員の党公認候補予定者は108人、推薦候補予定者は67人となった。

PDF「愛知県知事選挙結果」愛知県知事選挙結果

PDF「2019統一地方自治体選挙・道府県議会議員候補者推薦、公認取り消し」2019統一地方自治体選挙・道府県議会議員候補者推薦、公認取り消し