国民民主党は６日、第４０回総務会（拡大）を党本部で開いた。
報告事項では、平野博文幹事長が自由党との政策協議について報告し、先週金曜日に行った第５回目の協議の場で、国民民主党の理念・政策にすべて同意する旨の回答が自由党側からあったとし、これを踏まえて、今後は最大の支援団体である連合や党内にていねいに説明をしていく考えを表明した。
報告・承認事項では、塩村文夏衆院候補予定者と藤田幸久参院議員に対する除籍処分案について、いずれも党倫理委員会（篠原孝委員長）からこれを妥当とする答申があったことを平野幹事長が報告。これを踏まえて総務会として両名への処分を確認した。
協議・議決事項では、泉健太政務調査会長が政策案件について（１）特定防衛調達に関する国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法一部改正案に反対（２）警察法一部改正案に賛成（３）成田国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置に関する法律の一部改正案に賛成（４）奄美群島振興開発特別措置法・小笠原諸島振興開発特別措置法の一部改正案に賛成――とする提案を行い、提案通りに決定した。岸本周平選挙対策委員長が（１）神奈川県知事選挙候補者推薦（２）統一自治体選・道府県議会議員選挙候補者公認・推薦（３）同・政令市議会議員選挙候補者公認・公認取り消し――を提案し、提案通りに決定した。統一道府県議選候補予定者はこれまでの累計で公認１１３人、推薦７５人となった。統一政令市議選候補予定者の累計は変わらず。
政策案件の議決結果報告