玉木代表、都内各地で国民民主党候補への支持訴える

 統一自治体選挙後半戦最終日の20日、玉木雄一郎代表は都内9カ所を精力的に回り、区・市議会議員選挙に立候補した党公認候補の応援演説を行った。

 国民民主党の各候補者について玉木代表は、地域の皆さんのもとに足を運び、多くの皆さんの声を聞いて、よりよい地域行政を実現するために取り組んできたこと、私利私欲で仕事をするのではなく解決したい具体的課題に取り組むために議員を目指すこと、かかりつけ医のように気軽に相談でき、そして的確に対応できる専門知識と経験を持った候補者がそろっていることなどを紹介。「地元の皆さんの地域ならではの課題を聞いて、向き合って解決していく、皆さんの暮らしにとって基礎自治体の政治が一番大事だ」と訴え、国民民主党の各候補はそれを担える候補ばかりだと力を込めた。

 玉木代表はまた、結婚や出産する年齢が遅くなる傾向があるなか、子育てしながら一方で親の介護の問題を抱える、Wケア状態に直面する人が増えていることに言及。自身も含め同じ課題を抱える世代の所属議員が多い国民民主党としては、この子育て・介護の問題により一層真剣に取り組んでいく考えを語った。

 折々に自身が訴えているコドモノミクスについても取り上げ、「子どものための政策を実行することは子どもや、その親たちのためだけではなく、社会全体に波及することをご理解いただきたい」と聴衆に訴え、その内容を紹介した。子どもを育てやすい環境が整えば、女性が働きやすくなり、世帯全体の所得増につながり、消費が増え、経済的に好循環を生むと説明。同時に、子どもを育てやすい環境となることで第2子、第3子を生むことを選択する家庭も増え、少子化対策にもつながると説いた。

 「日本はさまざまな問題に直面しているが、必ず解決していくことができる。国民民主党の候補が先頭に立って変えていきたいと思う。子どもたちが育ちやすい地域は高齢者の皆さんにとっても住みやすい街。みんなが安心して暮らせる、誇りをもって住み続けられる地域を作り上げるために、皆さんの思いと力を結集していただいて、国民民主党の候補に貴重な1票を託してほしい」と呼びかけた。

斉藤重仁 (さいとう・しげひと)世田谷区議会議員候補を応援

斉藤重仁 (さいとう・しげひと)世田谷区議会議員候補を応援

■斉藤重仁 (さいとう・しげひと)世田谷区議会議員候補 二子玉川駅西口 玉川高島屋前

 新人の斉藤候補は、認可保育園経営の経験を活かして、世田谷区に暮らす家庭の子育て環境を良くする政治に取り組んでいく考えだ。議員報酬の30%を全国の被災地や福祉施設等に寄付し、自ら「身を切る改革を」を実行し、世田谷区政の「ムダ使いを徹底監視」、保育と介護のサービス改善を目指す。

宮川美香(みやかわ・みか)世田谷区議会議員候補を応援

宮川美香(みやかわ・みか)世田谷区議会議員候補を応援

■宮川美香(みやかわ・みか)世田谷区議会議員候補 烏山区民センター前

 新人で世田谷生まれ、世田谷育ちの宮川候補は、世田谷が抱える諸課題を解決し、「笑顔あふれる地域社会」を目指している。学童保育の現場経験を活かして、待機児童問題を解消、区立学童の質の向上や職員の確保、ひとり保護者や多子家庭の軽減負担に取り組んでいく。「一人ひとりの笑顔が大切にされる区政を目指して。政策を通じてみんなの笑顔を守ります」と訴えている。

石原恒(いしはら・ひさし )三鷹市議会議員候補を応援

石原恒(いしはら・ひさし )三鷹市議会議員候補を応援

■石原恒(いしはら・ひさし )三鷹市議会議員候補 三鷹駅南口 デッキ上

 3期目を目指す石原候補は、保育と教育、そして介護の量と質の確保という問題に直面している三鷹市の市政を変えるには未来志向で進めることが重要として取り組んできた。(1)市民という枠を超えた多文化共生の街づくり、(2)今ある社会資源を活かした、新たな価値の創出、(3)経験したことのない大災害への備え、(4)DV・虐待の根絶、受容と共感から始める人材の発掘と育成――など。

鈴木龍雄(すずき・たつお )東村山市議会議員候補を応援

鈴木龍雄(すずき・たつお )東村山市議会議員候補を応援

■鈴木龍雄(すずき・たつお )東村山市議会議員候補 久米川駅南口

 新人でIT企業での勤務経験を持つ鈴木候補は、 市民感覚で、 市民が望み、街が活気づき、未来に希望が持てる政策の実現を目指している。(1)子育てしやすい街づくり(2)公共交通インフラの整備(3)医療と健康(4)産業育成と企業誘致――などに取り組む考えを提言。特に子育て現役世代にとって負担の大きい教育費を市のスポーツ助成金でまかなえる制度や、ITを活用し、小児科と連携し、子育て世帯を応援していくネットワークの構築を目指す。

石黒達男(いしぐろ・たつお )練馬区議会議員候補を応援

石黒達男(いしぐろ・たつお )練馬区議会議員候補を応援

■石黒達男(いしぐろ・たつお )練馬区議会議員候補 大泉学園駅南口

 3期目を目指す石黒候補は、前回の選挙で公約に掲げた「区民協働」の仕組みを協働推進課という専門窓口を実際に創設し、「住む人」「学ぶ人」「働く人」がさまざまな事業に取り組めるようになった。今後の課題である「人口減少」に向けて、区民協働の政策をさらに前進させ、AI技術も取り入れ、性別・年齢・障害・国籍の差別なく社会の担い手、支え手を増やし、継続して区民サービスを維持向上させていくことができる区政を目指す。

佐藤利信(さとう・としのぶ )板橋区議会議員候補を応援

佐藤利信(さとう・としのぶ )板橋区議会議員候補を応援

■佐藤利信(さとう・としのぶ )板橋区議会議員候補 西台駅 ロータリー

 5期目を目指す佐藤候補は、地元で育ち、地元で子育てや介護、生活をしているからこそ、住民の皆さんの意見がわかる、地域の声を聞くことができる現場主義で地域課題に取り組んできた。引き続き「安全性の向上と街の整備」「行政改革とサービスの向上」「子育て支援・教育改革」を拡充させていく。

高沢一基(たかざわ・かずもと )板橋区議会議員候補を応援 

高沢一基(たかざわ・かずもと )板橋区議会議員候補を応援 

■高沢一基(たかざわ・かずもと )板橋区議会議員候補 コモディイイダ 宮本町店前 

 3期目を目指す高沢候補は、「子どもからお年寄りまで笑顔で一緒に暮らせる地域をつくるため提言し、行動します」と訴え、清水町集会所の廃止延期、防災ヘリサインの学校表示、ものづくり企業活性化 専門員の旅費予算化などを実現した。介護や看護の家族支援の実施、悪質クレーム対策・休日保育、東武東上線連続立体化を進めていく。

尾名高勝(おなだか・まさる)板橋区議会議員候補を応援

尾名高勝(おなだか・まさる)板橋区議会議員候補を応援

■尾名高勝(おなだか・まさる)板橋区議会議員候補 コモディイイダ 幸町店前

 7期目を目指す尾名高候補は、これまで板橋区政の「行政改革」「危機管理」「教育・子育て」「公共施設整備計画」「まちづくり」の拡充に取り組んできた。引き続き、「教育の板橋」「安心できるまちづくり」「子育て環境の充実」「これからの公共施設」の実現を進めていく。教育の拡充では(1)教員の働き方改革(2)小中学校体育館の冷暖房完備(3)小中学校のトイレの洋式化(4)コミュニティスクールの円滑実施(5)学力不振児、いじめ、不登校対策に教員の独自採用――など。

永野裕子(ながの・ひろこ)豊島区議会議員候補を応援

永野裕子(ながの・ひろこ)豊島区議会議員候補を応援

■永野裕子(ながの・ひろこ)豊島区議会議員候補 JR大塚駅北口

 「行政手続き、法務のプロとして、安心を届ける責任を果たしたい。母として、子どもたちを守りたい」と思いのもと、永野候補は5期目を目指す。「まっすぐに、しなやかに、豊島の未来のために 」をスローガンに豊島区政に取り組んできた。引き続き、「安心子育て」「命を守り・育む、環境まちづくり」「3.11から学び地域にあった災害対策」の拡充を実現していく。