20191016 代表会見

 玉木雄一郎代表は16日、定例の記者会見を国会内で開いた。

 台風19号の甚大な被害について触れ、「台風19号で被災された方の支援および復旧に全力であたっていきたい。補正予算の編成を急ぐべき。計上されている予算では足りないと役所から聞いている。中小企業関連の支援予算も足りない。国会を延長してでも、年内に補正予算を編成し成立させたい」と政府に要請する考えを示した。明日17日に被害の大きかった福島県を泉健太政調会長と訪問し、ボランティア活動を行う予定であることも明らかにした。

 また、日米貿易協定の国会での承認手続きに関して、10日の予算委員会で取り上げた「2つの前提を満たさない限り、審議に入るわけにはいかない」と述べた。第1の前提として、安倍総理が追加関税を回避できた根拠として挙げる首脳会談などの議事録の国会提出。第2の前提として、英文のみが存在している「協定付属書2」の政府としての正式な日本語訳の国会提出をあらためて政府に要求した。

 豚コレラ対策については、国民民主党は法案をすでに提出しており、今後は共同会派としても豚コレラ対策に取り組んでいく考えを示した。