東京・目黒区で当時5歳の幼児が両親の虐待により死亡した事件を受け、国民民主党はただちに目黒区への移転前に幼児を一時保護した香川県丸亀市にある児童相談所の視察を行うなど防止策の検討を進め、現場の声から浮き彫りになった課題を踏まえ、緊急で議員立法を策定し、6月26日に野党各会派と共同で国会に法案を提出した。
一方、政府も防止策の検討を行い、本日20日、「緊急対策」を公表した。その内容は、私たちの議員立法の一部を取り入れた形で、評価できる部分もあるが、虐待防止策のポイントとなる「児童福祉̪司の増員」に4年もかけるなど、「緊急対策」の名に値しないものとなっている。
最も重要なことは幼い命を守ること。二度と悲しい事件を起こさないとの強い決意のもと、私たちの議員立法の成立に向けて、引き続き全力で努力していく。