候補者討論会

 国民民主党代表選挙に立候補している津村啓介候補と玉木雄一郎候補は24日、石川県金沢市を訪れ、街頭演説会、記者会見、候補者討論会を行った。

 候補者討論会で津村候補は、「3つの現状打破」を主張。そのうちの一つとして、「野党の体たらくを打破する」ことを掲げた。「安倍政権を打破できないのは野党がばらばらだからだ」と述べ、野党がまとまるための方法として「共通の目標を持つこと。来年の参院選で野党がたくさん議席を取る。そうすれば安倍さんは必ず辞める」と訴え、具体的には、参院選1人区で1対1の構図をつくるために候補者調整などのあらゆる努力をすることなどを訴えた。

 玉木候補は、「アベノミクスに代わる政策を打ち出して、その旗印のもとに安倍政権をやっつけるのが大事だ」と主張。「アベノミクスに代わるコドモノミクスで、子どもに手厚い支援をする」とし、「3人目の子どもが産まれた家庭には1000万円を給付する」という政策を打ち出した。「毎年3子目以上を産むのは16万人。ここに1000万円渡しても1.6兆円の財源だ」などと述べ、その財源の大きさについて「安倍総理が世界を回って配ったお金は54兆円で、その3パーセント程度だ」などと訴えた。

 討論で玉木候補は、少子化問題にどう対応するのかと津村候補に質問をした。一方で津村候補は、民主党政権時代に打ち出した「子ども手当」は失敗したとし、コドモノミクスを打ち出す前にこのことをどのように反省するのか玉木候補に質問した。

 討論の後には、会場の出席者から両候補が質問を受け、野党連携の方法や地方の体制強化の考え方など活発な質問がなされた。

 候補者討論会に先立って行われた記者会見の会場では、女性議員ネットワーク会議を代表して、かほく市議の塚本佐和子世話人より「女性の政治参画」や「男女平等参画政策」について両候補の考えを確認するために公開質問状が手交された。質問状への回答は28日札幌で、北海道ブロックの札幌市議会議員に文書で手渡しすることが要請された。

PDF「女性議員ネットワーク会議公開質問状」女性議員ネットワーク会議公開質問状

津村候補へ公開質問状を手交

津村候補へ公開質問状を手交

玉木候補へ公開質問状を手交

玉木候補へ公開質問状を手交

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街頭演説でも訴え

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