最後に聴衆に挨拶する両候補

 代表選に立候補した津村啓介、玉木雄一郎の両候補は29日、千葉中央駅前で街頭演説を行い、各々の政策や思いを語り、支持を訴えた。

 玉木候補は「アベノミクスの最大の問題点は、権力の私物化。安倍総理のお友だちに税金などが流れている。よく分からない基準で認められた学校に何百億円も使っていたり、52兆円ものお金が外国のために使われたりしている。こんなおかしな税金の使い方を止め、人々の暮らしのためにお金を使おうではないか!」と訴えた。また自分が通っていた香川県の小学校が来年廃校になることを取り上げ、少子化問題に正面から取り組む姿勢の必要性を訴えた。その具体策として、結婚したくてもできない若者への支援、不妊治療への保険適用、そして第3子以降への1千万円相当の支援を挙げた。

 津村候補は、アベノミクスの要であるマイナス金利政策を政権獲得後、直ちに転換すると約束した。「アベノミクスは現実離れした物価上昇率を目標として掲げ、ゼロ金利・マイナス金利が長期化してしまっている。ゼロ金利で喜ぶのは、借金して事業をやっている大企業だけ。年金や生命保険の運用を難しくし、銀行預金にもほとんど利子がつかないなど、多くの国民には逆に負担となっている」と主張した。あわせて、尊厳死の合法化や野党の閉塞状況打破を訴えるとともに、地方自治体議員選挙に向けて党の各候補者が政策をPRする費用として100万円の宣伝広告費を渡すことなどを約束した。

 千葉中央駅前での街頭演説のライブ動画はこちらで視聴可能です。
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