臨時国会が開会した24日夕、国民民主党は東京・有楽町イトシア前で街頭演説会を開き、玉木雄一郎代表をはじめ小宮山泰子代議士会長、泉健太政務調査会長、大西健介国民運動局長、徳永エリ男女共同参画推進本部長・参院政策審議会長、西岡秀子、矢田わか子の両役員室次長が弁士を務め決意を表明した。
玉木代表は「今日から始まった国会で私たちの本業は国会における論戦だ。言葉という武器を使ってしっかり国会の場で議論を戦わせていく。難しい問題を分かりやすく論点整理をして国民に理解してもらえる形でしっかりと伝えていく。これが私たちの大きな責任だ」と語った。
今国会の焦点課題である外国人労働者の受け入れについては、「多様性を受け入れ開かれた国として外国の人でも素晴らしい日本で働きたいと思えるような環境を整えることがこれからの日本には必要だ」と指摘。その上で「日本語の教育や社会保険、宗教などの問題を正面から議論して、いわゆる移民問題が生じないようなしっかりとした制度作りを提案していくのが国民民主党だ」と述べた。
安倍総理が来年の10月から税率を上げると発表した消費税に関しては、「高齢社会を支える安定財源として消費税の必要性は否定しないが、今回のはあまりにもひどい」「議員定数を減らすどころか増やして国民には負担を求めて、議員や特定の業界だけが得をする。こんなことを変えていくために私たち国民民主党は存在している」と語気を強め、国会で徹底した論戦を展開すると語った。