国民民主党・指定都市行財政問題懇談会

 国民民主党は19日、党本部で「指定都市行財政問題懇談会」を開催した。この会合は、国民民主党所属の指定都市市議会議員と国会議員が、指定都市(全国20市)が抱える行財政問題や各都市の課題等について意見交換するもの。

 人見誠神戸市議会議員のあいさつで始まり、平野博文幹事長が国会議員を代表して「地域主権改革に取り組み自立した活力ある地域づくりを進めることが大切で、喫緊の課題である空き家対策についても議論しなければならない。本日は指定都市が抱える様々な問題について意見要望を聞かせて頂き、党の政策立案にも生かしていきたい」などと述べた。出席議員自己紹介の後、指定都市市長会がまとめた「大都市財政の実態に即応する財源の拡充についての要望」の説明を受けて意見交換を行った。ふるさと納税や幼児教育の無償化をめぐる問題や、ホテル税・宿泊税への取り組み、さらには空き家対策や災害対策などについて活発な議論が行われた。

あいさつする平野幹事長

あいさつする平野幹事長

 結びに泉健太政務調査会長が「指定都市独自の取り組みも地域住民皆さんの理解があって実現できる。今後も各地域の様々な課題についてお聞かせいただき、政策立案や国会審議等に取り組んでまいりたい」などと総括し終了した。

出席議員
・指定都市市議会議員(12名)
沼沢しんや仙台市議会議員、田畑直子千葉市議会議員、松井孝至川崎市議会議員、木原幹雄横浜市議会議員、後藤哲朗静岡市議会議員、山田昌弘名古屋市議会議員、鈴木マサホ京都市議会議員、木畑匡堺市議会議員、人見誠神戸市議会議員、山本昌宏広島市議会議員、三宅まゆみ北九州市議会議員、田中しんすけ福岡市議会議員

・国会議員(6名)

渡辺周副代表、平野博文幹事長、泉健太政務調査会長、桜井充企業団体委員長、榛葉賀津也幹事長代理、古賀之士参院議員