国民民主党は20日、国民運動局連続講座の第2回として、日本航空(JAL)の再建を稲盛和夫氏ととともに成し遂げた大田嘉仁氏(稲盛財団監事・立命館大学評議員)を党本部に迎え、「JAL再建の全貌と再建へ向けた稲盛哲学」と題し、再建の全貌、稲盛氏の人物像と経営哲学、JAL再建にそれらがどう影響したのかなどについて話を聞く勉強会を開いた。
古川元久代表代行は、JALの意識改革を大田氏が担当したことを紹介。国民民主党に求められていることは「私たち自身の意識を変えていくことではないか」と提起し、自民党に代わる選択肢をつくるために議員だけでなく秘書、職員も含めてみんなが同じ意識を持つことが大事だと訴え、今回の講演の意義を説明した。
講演後にあいさつした泉健太政務調査会長は、講演で紹介された稲盛氏のような謙虚さを持ちながら秘書や職員と一体となって意見を出し合い、「ブランドを高めるために頑張る」と意気込みを示した。