豚コレラ対策本部

 国民民主党は15日、豚コレラ対策本部(本部長=平野博文幹事長)を党本部で開き、東京農工大学の白井淳資教授から防疫対策についてヒアリングした。白井教授は、1992年に熊本県で発生以降確認されていなかった豚コレラが、なぜ昨年9月岐阜県で発生したのか、今後どうなっていくのか、どう防疫対策を講じるべきかなどを説明した。

 平野本部長はあいさつの中で、自らが内閣官房長官時代に口蹄疫対策の陣頭指揮を執った経験を踏まえ、今回の豚コレラ感染に関して「内実はどうなのか? しっかり勉強したうえで、より効果的な政策や対応を役所に求めていく。必要ならば法整備もしていく」との考えを示した。そのほか会議には、古川元久代表代行、泉健太政務調査会長、近藤和也政務調査会第四部会長、徳永エリ政務調査会長代理、篠原孝衆院議員、関健一郎衆院議員らが参加し、防疫対策のあり方について協議した。