(左から皆吉元衆院議員、大野参院議員、合原ちひろ参院鹿児島選挙区内定候補、片平孝市鹿児島市議)

 大野元裕参院議員は23日、国会議員不在県連支援のために鹿児島県を訪れた。

 最初に鹿児島市内において所属議員、県連役員と(1)エネルギー政策(2)統一地方選挙・参院選挙(3)今後の党の動き、国会の動き――等について意見交換を行い、参加者と問題認識、課題について話し合った(写真:街頭演説を行う、左から皆吉元衆院議員、大野参院議員、合原ちひろ鹿児島県参議院選挙区第1総支部長、片平孝市鹿児島市議)。

 市内の繁華街である天文館近辺と鹿児島中央駅東口の2カ所で行った街頭演説で、合原ちひろ鹿児島県参議院選挙区第1総支部長は「鹿児島は豊かな資源と温かい人たちに囲まれている素晴らしい街である。しかしながら、県内の約3分の1が65歳以上と言う、少子高齢化が進んでいる街でもある。そのような中で、これまでの礎を築いて頂いた高齢者や未来を担う小さな子どもたちが安心して暮らせる社会保障制度を確立し、若い人たちが安心して働き、自身の能力を発揮できる働き方の実現を目指していく。さらには、地域で働き、暮らす女性の声をしっかりと国へ届けて行きたい」と思いを熱く語った。

 大野議員は「安倍政権下で景気が良くなっていると言うが、実質所得は物価に比べてマイナスで推移し、貧富の差は益々広がっている。日本のGDPの7割が内需であり、それを覆い隠すように統計不正が行われ、勤労統計がこれまでと違い、政府に有利な形で進められてきた。このような状況をしっかりと正さなくてはならない。東京や大阪などの大都市だけでなく、鹿児島が豊かになれば日本が豊かになり、鹿児島で働く人たちの流した汗が報われる政治をわれわれは推し進める」と訴えた。

街頭後に激励を受ける大野参院議員と合原参院内定候補

街頭後に激励を受ける大野参院議員と合原鹿児島県参議院選挙区第1総支部長