党本部で27日、日本若者協議会の皆さんの呼びかけに応じ、同協議会主催の「日本版ユースパーラメント2019若者から政党への政策提言」―国民民主党編―が開かれた。
第一部では参加した中学生、高校生、大学生、社会人が各テーマ別に分かれ、議論や意見交換を行った。
第二部では玉木雄一郎代表、泉健太政調会長、近藤和也青年局長、伊藤孝恵役員室次長、青山大人衆議院議員がパネリストとして参加し、(1)若者の政治参加の現状と課題(2)教育の現状と課題(3)社会保障の現状と課題(4)若者の自殺・いじめ・不登校現状と課題(5)子育ての現状と課題(6)女性の社会進出の現状と課題――の6項目について、第一部で行ったテーマ別議論をベースにし、議員と若者側でデスカッシヨンを行った。
冒頭で玉木代表は「皆さんがテレビ等でよく見る政治のシーンというのは、与党・野党が争ってるシーンが多いと思うが、時代が今大きく変わっている中でわれわれがやろうとしていることは、単なる否定や反対ではなく、多くの人の声を聴き、未来に向けての新しい答え、解決策を作って行くことである」と語った。また、「今日は若者の皆さんから頂く提言の中において良いのがあれば夏の参院選挙の公約に入れ込むので、どんどん意見を聞かせて欲しい。政策の責任者である泉政調会長も同席しているので、気合を入れてわれわれに提言をぶつけて欲しい」と述べた。
すべての項目の提言提案、議論を終え、泉健太政調会長は「多岐にわたる提言提案を議論する中で。本当に良い政策提言が数多くあり、党内で検討すべき提言である。政策に変えることももちろんであるが、今国会で質問として聞くことも可能である点においては早急に取り組んで行きたいと考える」と語った。
最後に近藤和也青年委員長より、「若者の骨髄ドナー登録」について、これまでの行ったわが党の取り組みや、若い人たちの登録の重要性などを説明し、登録参加を呼び掛けた。