東京・港区内で街頭演説をする泉健太政調会長と水野素子総支部長

 泉健太政調会長は2日、今月行われる参院選に立候補を予定している水野素子(みずの・もとこ)東京都参院選挙区第1総支部長とともに東京都内各所で街頭演説を行った。

 泉政調会長は港区の赤坂サカス前での街頭演説で、宇宙政策の専門家である水野候補予定者を紹介し、「水野さんは宇宙航空研究開発機構JAXAで25年間働き、アメリカの航空宇宙局NASAと交渉してきた。衛星など皆さまの生活に身近になった重要な宇宙政策の実務に明るい専門家だ。『宇宙かあさん』こと水野素子さんの政策理念をご理解いただきたい」と訴えた。

 水野素子候補予定者は、JAXAで仕事をしながら2人の小学生を育てていると自己紹介。「日本はどんどん競争力を失っている。もっと未来を拓く政治をしなければならない」と問題提起し、「技術と人で成長できる国に変えていきたい」と訴えた。保育園の問題などさまざまな課題に直面し、「どうして日本の社会、行政は女性が働きづらい、市民に優しくない政治・行政なんだろう」と不満を感じていたとし、社会人や母親としての経験を政策に反映させ、「私たちが暮らしやすい政治に変えて、日本を立て直したい」と力強く語った。