国民民主党の玉木雄一郎代表は15日、立憲民主党の枝野幸男代表と国会内で会談した。この会談の中で玉木代表は、8月5日に立憲民主党から示された衆院での会派の提案について、国民民主党としての正式な回答を提示した(※添付PDF資料参照)。
終了後、記者団の取材に応じた玉木代表は会談について、(1)党内手続きを経て決定した国民民主党の考えを枝野代表に正式に伝えた(2)その際、国民民主党の考え方をまとめるに至った経緯についても説明した(3)本日の会談を持ち、特段何かが決まったということではない(4)今後のことは、双方が持ち帰って考えるということであり、今後の協議の日程なども未定であること(5)両院議員懇談会で国民民主党としての考え方を大切にしてほしいという意見が出たことなどは、経緯の説明の折に申し上げた――と説明。
玉木代表は「8月5日に提案いただいた内容についてわれわれとしても精査し、さらに詰めて行かなければならない」と述べると同時に「大きな方向性について、われわれの考え方をより明示的に示すべきだった」との認識も示した。
協議の具体的な期限について尋ねられると「具体的な日付については特に決まっていないが、秋の臨時国会を考えると、するにせよしないにせよ、一定の解決は早めに付けなければならない」との考えを示した。枝野代表とは「また近いうちにお目にかかりたい」とも述べた。