国民民主党 政務調査会長 泉 健太
本日、ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給などに関する２法案が成立したことを心から歓迎いたします。
これまでハンセン病元患者とともに、その家族もまた、厳しい差別にさらされてきました。親子や親族等の関係を引き裂かれ、地域や周囲からの拒絶、また就職や結婚などの選択肢まで狭められるなど、筆舌に尽くし難い経験を重ねてこられました。
しかし、国会及び政府における取組みは遅々として進まず、本日の法案成立までに長い年月を要してしまいました。
国民民主党は、玉木代表を先頭に超党派のハンセン病問題の解決を目指す議員連盟に積極的に参画するとともに、党内にもプロジェクトチームを設置し、法案作成にも取り組んでまいりました。
私たちは、法案成立後も補償金対象者への適切な情報発信と申請手続きの支援、元患者と家族への理解促進に取り組んでまいります。