高退連院内集会

 泉健太政調会長は13日、国会内で行われた日本退職者連合(退職者連合)主催の「政策・制度要求実現2.13院内集会」で国民民主党を代表してあいさつに立った。

 退職者連合の人見一夫会長は「年金、医療、介護といったものが、私たち世代だけではなく若い世代まで安心して暮らせる制度になっていない。退職連合としても安心して暮らせる社会保障制度となるように働きかけ続ける。また野党は大きくまとまり、安倍政権に対峙して欲しい」とあいさつした。

 泉政調会長は冒頭、昨夏に行われた参議院選挙への協力への謝辞を述べた上で「1人1人が、ある意味結束できないような労働環境に陥っているのが現代社会の状況だ」と述べた。

 また、国会の審議状況について触れ「国会は緊張する場であり、権威があり、国会のルールの中では厳粛に、厳格に従うという文化があった。しかし、今の安倍総理の答弁は開き直りと強弁だ。さらにその姿勢は大臣だけでなく、役人にまでうつってきているという深刻な状況である」と現政権のおごりを指摘し、「私たちは地域においても、ぜひ政権を交代させていくためにも全力を尽くしていきたい。さらに、高齢者の皆さまも余暇を楽しむといった余裕がなくなってきた人も増えてきた。地域の文化活動もどんどんすたれてきている。そういった問題も含めて、もちろん働きたい方の環境整備も含めて、国民民主党は全力で取り組んでいく」と連帯のあいさつを述べた。

 集会には大島敦企業団体委員長、城井崇広報局長、横沢高徳、芳賀道也両参院議員も出席した。

あいさつに立つ泉健太政調会長

あいさつに立つ泉健太政調会長

人見一夫退職者連合会長

人見一夫退職者連合会長