島根県松江市で行われた「竹島の日」記念式典

 島根県松江市で22日に開催された「竹島の日」記念式典に、党代表として出席した渡辺周副代表と、岩田浩岳島根県議(党島根県連青年局長)の要請を受けた国民民主党全国青年委員会(委員長:部谷翔大山口市議)のメンバー21人が参加した(写真は島根県松江市で行われた「竹島の日」記念式典の様子)。

党を代表してあいさつを行う渡辺周副代表

党を代表してあいさつを行う渡辺周副代表

 式典で党を代表してあいさつに立った渡辺副代表は、韓国による不法占拠が続いている竹島について「竹島を韓国領として主張している内容に明確な根拠がないと言う韓国人の知識人が書いた韓国の書籍がある」と紹介し、竹島に関する日本の主張の正しさを国内外にしっかりと発信していくことの重要性を訴えた。

自身の選挙経験を踏まえノウハウを語る渡辺副代表

自身の選挙経験を踏まえノウハウを語る渡辺副代表

 参加メンバーはその後、渡辺副代表を講師として招き研修を行った。渡辺副代表はこれまで自身の県議選2回、衆院選8回の計10回の選挙を戦う中で得て来た「有権者と話す時の目線」「駅頭などで配る広報誌の内容」他、選挙戦で戦ううえで重要なノウハウを若手参加者にレクチャーした。参加者には今後の地方議会議員を目指す者もおり、「10回の選挙を勝ち抜いてきた経験者から大事な事を学ばせて頂いた。日ごろから実践できる事もあったので、すぐにでも実践して行きたい」と語った。

地方議員の仕事と選挙を意識した活動について解説する田中慎介福岡市議

地方議員の仕事と選挙を意識した活動について解説する田中慎介福岡市議

 2日目の研修1では講師に田中慎介福岡市議を講師とし、「地方議員の仕事と選挙を意識した活動について」と題し研修を行った。

 「地方議員の仕事の中身は議会活動(政策提案と行政のチェック)政治活動(政治に対する敷居を下げる)地域活動(日々の活動の原動力)、これらすべての活動が選挙を意識した直結する物である」とこれまでの自身の活動を交えながら、次期地方議員選挙立候補希望者に解説した。

竹島資料室にてこれまでの歴史的背景などについて研修

竹島資料室にてこれまでの歴史的背景などについて研修

 研修2では竹島資料室において研修・見学を行った。平成17(2005)年3月に島根県議会で「竹島の日を定める条例」が制定されてから今年で15年を迎え、資料室にはこの間の調査研究、啓発、教育などの資料が特別展示されており、竹島を巡る歴史経過を学ぶことができた。