2020年2月29日
新型コロナウイルス感染症対策にかかる安倍首相会見を受けて（コメント）
国民民主党政務調査会長
泉 健太
2月29日夕刻、安倍総理の会見が行われた。
2月27日に突然の全国一斉休校の要請が行われ、新たな局面について具体的な施策が発表されるものと想定していたが、新たな内容に乏しい会見だった。
国民は今後どう対処すればよいか、その情報を求めている。
医師が必要性を認めたＰＣＲ検査の実施、簡易検査キットの導入などについては時期や具体的な道筋を明らかにすべきだ。
また学校休業について、学童保育、幼稚園、保育所、こども園等が継続される事に対しては、これら施設への感染防止物資の供給、人員の確保。また仕事を休まざるを得ない保護者への休業補償、休校に伴う事業者の経済的損失に対する補償などをより具体的に説明すべきだった。
経済では、幅広い業種で業績の落ち込みが予想される。資金繰り支援のみならず、減税、納税猶予など大規模な経済対策を早急に策定すべきだ。
国民民主党は、今後も国民の生命と健康を守り、この危機を乗り越えるため、与野党の枠を超えて提案を続けていく。
以上
【コメント】新型コロナウイルス感染症対策にかかる安倍首相会見を受けて