国民民主党は4日、第85回総務会を党本部で開催し、新型コロナウイルスへの対応、景気の落ち込みに対応する経済対策、国会対応などについて協議した。
冒頭、玉木雄一郎代表は「与党から政府提出予定の新型コロナウイルスに関する新法について与野党党首会談の要請があるが、我々としては、新型インフルエンザ感染症等対策特別措置法を適用すべきだと主張する。政府が既に特措法に則ったと思われる措置を実施している。また、景気が相当悪化しており、リーマンショック、3.11級の落ち込みになるかもしれない。先手を打つ大規模な経済対策が必要だ。正念場なので、結束して取り組んで行きたい」とあいさつした。
新型コロナウイルス対策本部長代行の泉健太政調会長より、3日に共同会派等で「新型コロナウイルス検査拡充法案」を提出したこと、各部門から挙がってきた要望をとりまとめていること等、対策本部の取り組みについて報告を受け、今後も国民や地域の声を聞きながら、提案をおこなっていくことを確認した。
政策案件では、賃金請求権の消滅時効を延長する「労働基準法改正案」への賛成を決めた。