国民民主党は8日、第91回総務会を党本部で開催し、緊急事態宣言発令下の党運営等について協議した。また。次期衆院選挙について石川県1区で荒井淳志(あらい・あつし)さんの公認内定を決定した。
冒頭、玉木雄一郎代表は「昨日発令された緊急事態宣言は中途半端。国と都府県で要請内容に関する内容の調整が出来ていないのは大問題。全国知事会も国に休業補償を求めている。我々は1ケ月前から10兆円の補償、10兆円の給付を含めた緊急経済対策を出している。政府の給付措置は要件が複雑で自分が対象になるか分かりにくいし、対象が狭すぎるし、実施時期も遅いので、給付される前に大変なことになる。政府にはもっと早く、十分な給付を求める」とあいさつした。
平野博文幹事長より、新型コロナウイルス感染拡大に対応した緊急事態宣言が発令されたことを受け、(1)今後の機関会議の開催(2)党本部事務局の勤務体制について報告があり、承認された。
泉健太政務調査会長より政策案件の報告を受け、国会同意人事審査(同意21件、不同意5件)、及び政府提出の「道路法等改正案」「電気通信事業法及NTT等法改正案」、租税に係る二か国間条約6件への賛成を了承した。また、政府提出の「年金制度機能強化法案」への対案となる議員立法「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)法等改正案」と「年金制度機能強化法案に対する修正案」を了承した。
岸本周平選挙対策委員長の提案を受け、次期衆院選の石川県1区公認内定候補に新人で元新聞記者の荒井淳志(あらい・あつし)さんを決定した。荒井さんは平成6年生まれで、8日現在25才。