国民民主党は２１日、第９２回総務会を党本部で開催し、補正予算への対応等について協議した。
平野博文幹事長より、政府が補正予算提出直前に１律１０万円給付の実施を決め、予算提出が先送りされたことを受けて１６日に開催された野党幹事長・書記長会談について報告を受け、承認した。
泉健太政務調査会長より、政府の令和二年度補正予算について、「国民の生活と経済が先行きの見えない状況に陥っているが、政府提出の補正予算は対象期間が不明なうえ、量的、質的に十分ではない。当面６月頃までの緊急経済対策として、共同会派として補正予算組み替え案を検討している」との報告を受け、組み替え案の取り扱いの一任を含め承認した。
政府提出の「国税・地方税法改正案」への態度について一任、「国家公務員法等改正案（定年年齢引き上げ）」、「大気汚染防止法改正案」にそれぞれ修正を求めることとし、態度について一任することを承認した。議員立法「国会議員歳費等２割削減法案」、承諾案件「平成３０年度一般会計予備費使用総調書及び各省庁所管使用調書」への賛成を承認した。
政策案件の議決結果報告