国民民主党は13日、第94回総務会を党本部で開催し、新型コロナウイルス対策、国会対応などについて協議した。
玉木雄一郎代表より、総務会に先立っておこなわれた野党党首会談について「今は新型コロナ対策に全力で対応すべき時期で、検察の独立性、中立性を害する検察官の定年延長、役職延長を可能にする法改正は大変問題だ。野党が修正を求めているように、そうした規定を切り離さないかぎり、採決は容認できないということで一致した」との報告を受けた。
平野博文幹事長より、国民民主党がいち早く提唱し実現した1律10万円の特別定額給付金を用いて、党として新型コロナウイルス対策への社会還元をおこなう観点から、新型コロナ対策支援のための基金を設置し、党所属国会議員及び自治体議員から任意で寄付を募り、新型コロナ対策に取り組んでいる組織・団体を支援する方針について報告を受け、了承した。
足立信也組織委員長より政党支部の設立、異動、解散について報告を受け、了承した。
泉健太政務調査会長より政策案件の報告を受け、議員立法「児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金の支給に関する法律案(仮称)」(コロナ困窮子ども支援法案)を承認した。法案は、新型コロナウイルス感染拡大による経済的な影響を受け、厳しい状況におかれているひとり親世帯を支援するため、児童扶養手当受給者に対し、本年3月から8月分の児童扶養手当額(全部支給の額)に相当する額の臨時特別給付金を支給するもの。
岸本周平選挙対策委員長から、6月7日の沖縄県議会議員選挙において宮古島市議会議員の國仲昌二(くになか・まさじ)さんを推薦する提案があり、承認した。