国民民主党は3日、第97回総務会を党本部で開催し、政府の第2次補正予算の問題点、党の対応等について協議した。
泉健太政務調査会長より「国民のためのマイナンバー活用PT(仮称)」(座長:古川元久代表代行)の設置について報告を受けた。大島敦企業団体委員長より各種団体より党に寄せられた陳情・要望の報告を受けた。
平野博文幹事長より、馬淵澄夫衆院議員の入党について報告を受け、承認した。足立信也組織委員長より、党員・サポーターの定時登録について、新型コロナウイルスの影響で締切を延期していたが、緊急事態宣言の解除を受けて、党本部登録の締め切りを7月31日とするとの報告があり、承認された。
泉務調査会長より2020年度第2次補正予算に対し、使途の定めがない予備費を減額し、事業継続等支援、学生等支援、生活支援、自治体支援、医療支援等を拡充するする組み替え案の説明があり、協議をおこなった上、総務会長と政調会長に一任された。また、文部科学部門の9月入学検討WTがとりまとめた「『9月入学・9月新学期』案に関する中間報告について説明があり、了承された。
政府提出の「オリパラ特措法改正案」について総務会長・政調会長に一任、「平成30年度決算」、議員立法の「toto法改正案」「株式会社地域経済活性化支援機構法改正案」に賛成との提案があり、承認された。また、共同会派による議員立法「業務等における性的加害言動の禁止等に関する法律案」(「セクハラ禁止法案」)、「新型コロナウイルス感染症等の影響により休業、離職等を余儀なくされた者等の生活の支援に関する特別措置法案」(新型コロナウイルス休業者・失業者支援法案)を了承した。