解放同盟

 玉木雄一郎代表、平野博文幹事長らは10日、党本部で部落解放同盟中央本部の組坂繁之執行委員長より「新型コロナウィルス感染症対策に関する要望」を受け取り、意見交換をおこなった。

 組坂委員長からは「われわれも努力はしているが、経済的基盤が弱い方々、中小零細の経営者に対して国レベルの支援をお願いしたい。また、医療従事者、感染者対する差別、またSNS上の差別的発言をなくすためにも、一日も早く『人権委員会』を設置していただきたい」との要望があった。

 玉木代表は「コロナウィルスは人体への影響はもとより、差別問題など人間の心の奥にあるものをを浮き上がらせたと思う。人権を守ること重要性を改めて感じた。『人権の確立・差別の撤廃』はわが党の党是。皆様と手を携えて取り組んで参りたい」と応じた。

 要請には泉健太政調会長、岸本周平選挙対策委員長、城井崇文部科学部門長、森本真治、古賀之士、西岡秀子各企業団体副委員長、大島九州男前参議院議員(企業団体委員会顧問)が同席した。

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