国民民主党新型コロナウイルス対策本部は19日午前、党本部で役員会を開催し、国会に新型コロナウイルス感染症対策を検証する委員会を設置する議員立法の策定、今後の活動などについて協議した。
古川元久本部長代行は「新型コロナウイルス感染症対策検証委員会法案(仮称)」の趣旨について「新型コロナ対策に関する政府や地方公共団体が実施した対策や影響を検証し、その結果を感染の第2波、第3波に活かすことを目指す。2011年の原発事故に際し、国会の衆参両院のもとに設置された国会事故調査会を念頭に、民間の有識者が委員会メンバーとなって検証し、提言をおこなうもの。原発事故調査会は原発事故が終ってから設置されたが、今回は現在進行中の事態について検討していくことになる」と語った。
役員会では法案を策定し、対策本部総会にはかり、共同会派に呼び掛け、次の国会での法案提出をめざすことを確認した。