77コロナ後の社会構想本部

 国民民主党の「コロナ後の社会構想本部」は7日、3回目の会議を党本部で開催した。冒頭、本部長の玉木雄一郎代表は、「これまでいろんな議論を積み重ねてきた。価値観の変容を伴うような新しい発想で政策を出していかなければならない。政策論にとどまらず、考え方、生き方、ライフスタイルの変容につながる骨太の考え方をまとめていく必要がある」と語った。

 会議終了後、記者団の取材に応じた泉健太政務調査会長は、アフターコロナにおける「成長」に関する認識について意見交換したと報告。「皆が東京に一極集中する。長い時間をかけて通勤する。そういう社会ではないものがコロナ後見えつつある。それをいかに成長とともに軌道に乗せられるか」といった議論があったと紹介。今後の進め方に関しては、全国幹事会、両院議員懇談会を開き、全地方組織、全国会議員の参加を得て7月中にたたき台を取りまとめるとの意向を示した。
77コロナ後の社会構想本部ぶら下がり

記者団の取材に応じる泉健太政調会長