コロナ後の社会構想本部は10日、党本部で4回目の会議を開催した。冒頭、玉木雄一郎本部長は、「政府が骨太方針を出すので、それに負けないような、政府の骨太方針よりもっと骨太なものをしっかり出していきたい」とあいさつした。
会議終了後、泉健太同本部事務局長は記者団の取材に応じ、「政府の骨太の方針原案に、玉木代表がアフターコロナの国家戦略で挙げたキーワードを使われている。『効率性を重視したジャスト・イン・タイムのみでなく、リスクが顕在化した際にジャスト・イン・ケースの対応も可能になるよう』とかデジタルトランスフォーメーションが入っていて驚いた。6月10日の予算委員会を経て、よく言えば政府が採用したということだ。コロナ禍において、我々は必要な提案をしてきたが、政府も我々が提示した見解、認識についてかなり重視したということを共有した」と述べた。また、本日の会議では失業の増加、新型コロナ患者数の増加への対応等について協議したと振り返った。