![堅く握手する津村候補と玉木候補](/global/data/files/0000/0003/9509/bfaa3dced7a0d78ca937cb4c6dc03225_tn720.jpg)
堅く握手する津村候補と玉木候補
安倍政権の一番の問題点
安倍政権の一番の問題は何かを問われて玉木候補は、「正直、公正でないことだ」と指摘。自民党総裁選に出馬を表明している石破議員が「正直、公正」というキャッチフレーズを「個人攻撃になる」という指摘を受けて取り下げたという報道に触れ、「正直、公正を掲げると、特定の人を攻撃することになる政党とはどういう政党なのか。自民党員も自民党議員も皆が寄ってたかって安倍総理が正直で公正でないと白状しているようなものだ。とてつもない政党だ。打倒しなければならない」と力を込めた。
これに対して津村候補は、「安倍政権が大切にしているのは、短期的に経済指標を上げられる分野に選択と集中をしている。大企業や即効性の高い短期的な乗数効果の高い分野に公共投資を集中している。それは生活者や将来世代の目線からすると、日本の国力を失い、日本の国益を損ねた失政だ。そうした短期的なGDP指標、株価に政策指標を過度に依存した体質を改めるべきだ。幸福度や、より幅広い指標を意識しながら生活者、将来世代の目線で新しい政治を目指したい」と語った。
ポストアベノミクス
国民民主党の党勢をどう回復していくかを問われて津村候補は、「野党第2党の国民民主党は、(野党第1党の)立憲民主党が言っていないことを言うべきだ。立憲民主党は経済政策を語っていない」と指摘。国民民主党のポストアベノミクス政策として「第1にマイナス金利政策の転換、第2に私たちの誇りでもある社会保障と税の一体改革の再開、オール・フォー・オール。私たちが積み上げてきた国家ビジョンを総動員していく」と提案した。
玉木候補は、「未来と地方に重点的に投資する『コドモノミクス』と名付けている政策をまとめ上げて、これを皆で掲げて戦っていく」と表明。コドモノミクスについて、子どもが生まれたらオムツやおもちゃを買い、大きくなれば塾や稽古ごとに通うなどの事例を挙げて、子どものいる世帯の高い消費性向を指摘。さらに1世帯当たりの子どもの数が地方ほど多いことから「地方に対してより再分配を強める政策だ」と説明した。
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![津村啓介候補](/global/data/files/0000/0003/9510/d1e3214241a6a538cf78aa6d29b0b6e9_tn720.jpg)
津村啓介候補
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玉木雄一郎候補
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候補者討論会@岩手県一関会場