健保連より要請を受ける

 玉木雄一郎代表、平野博文幹事長らは、23日党本部に健康保険組合連合会(以下、健保連)から次の4点を始めとする要請を受けた。

  1. 拠出金負担に50%の上限、現役世代の負担に歯止めを
  2. 高齢者の2割負担など負担構造の早期実現
  3. 実効ある医療費適正化対策の確実な実施
  4. 保健事業の推進による健康寿命延伸と社会保障の支え手の確保を

 冒頭、健保連政策懇談小委員会の代表世話人を務めている岡本充功衆院議員より、「これまで日本の社会保障制度を考えていく中で、健保連の方々とは多くの意見交換を行ってきた。国民民主党は今後も真実味と誠実さを持ってこの問題に取り組んでいく」と述べた。

 玉木代表は「今、わが国が維持してきた皆保険制度を守れるかの瀬戸際だ。大きな健保組合が解散したり、健保組合の4割が赤字という多くの問題を抱えている。今後、健康保険制度を持続可能な仕組みにどうしていくか、適正な給付と負担の割合の割合についてもしっかり目を向けて議論を進めていく。国民民主党は課題の本質に向き合い解決していく政党だ。今後も健保連の皆さんと一緒に考え、解決策を導いていく」と述べた。

挨拶をする羽田雄一郎参議院議員

挨拶する羽田雄一郎参院議員

 同日、健康保険組合の今年度の全国大会が都内で開催され、党を代表して羽田雄一郎参院議員(健保連政策懇談小委員会代表世話人)が連帯のあいさつを行った。