森田俊和衆院議員は26日、国会議員不在県支援のため、滋賀県を訪れ、6月に竜巻被害を受けた米原市の視察を行うとともに、岡田英基副市長との面談、支援団体・県連所属議員らとの意見交換、JR石山駅での街頭演説などを行った。
岡田米原市副市長をはじめ市の担当者からは、今年6月末の竜巻による建築物等の被害状況について説明を受けた。同市を襲った竜巻は近畿地方でも観測史上最大の強風(JEF2)であったため、死者は出なかったが、負傷者8人、家屋など約150軒、農業用施設・農作物にも被害が確認された。
米原市から国政への要望として(1)大規模半壊未満の住家被害への支援(2)局所災害への支援(3)住家以外への支援――が示され、森田衆院議員は内閣委員会等において、米原市の要望を踏まえた「米原市竜巻被害」について取り上げていく意向を伝えた。
その後、一行は大津市に向かい、日本電気硝子労組(電機労連)、UAゼンセン滋賀県支部を訪問し、外国人労働者受け入れ問題などの政治情勢について幅広く意見を交換した。
森田衆院議員は党滋賀県連にも訪れ、党県連所属議員らと県内における党情勢や友党との関係、縦割り行政の弊害などについて語り合った。
JR石山駅で行われた街頭演説では、柴田智恵美県連代表、柿迫博連合滋賀会長、森田衆院議員、今江政彦県議の順にマイクを握った。
柴田県連代表は同月29日から始まる県議会にあたり、「各種団体からたくさんの要望を受けているが、要望内容は通常の暮らしに直結することばかりだ。その要望をしっかりと県に、そして国にあげていく」と強調した。
柿迫連合滋賀会長は党の議員について「われわれ働く者にとってプラスになる活動を真面目にコツコツとやってもらっている。皆さんの家族や知人に国民民主党の取り組みを是非とも広めてもらいたい」と国民民主党への激励の言葉を語ったうえで、「来年の夏には国会でねじれを作り、われわれの声が通る国会にしよう」と力強く訴えた。