市内ブランドプラザ前にて街頭演説

 川合孝典参院議員、近藤和也衆院議員は26日、国会議員不在県支援のため富山県を訪れ、連合富山や産別代表者・県連役員との意見交換、地元メディアの取材対応、街頭演説会、子育て支援・在宅医療等を包括的にサポートする複合施設「富山市まちなか総合ケアセンター」の視察などを行った。

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富山市まちなか総合ケアセンター前にて

訪問診療で使用する1人乗り自動車

訪問診療で使用する1人乗り自動車

 富山市内2カ所で行われた街頭演説で川合参院議員は、おごり高ぶった安倍一強の現政権を前に、「国民の声に真摯(しんし)に耳を傾けてもらうには、もっと緊張感のある政治情勢をつくらなければならない」と述べたうえで、野党の役割りを「ただ反対するだけではなく、国民の立場から何をなすべきなのかを建設的に提言するべきだ。スキャンダルを追いかけて、ただ騒ぐだけではなく、正々堂々と国民に寄り添った政策論議や対案を提示していく。これが本来の政治のあるべき姿だと思っている」と訴えた。そして、健全で建設的な政治を行うための国民民主党の今後の取り組み姿勢を「私ども国民民主党が何を訴え、何を変えようとしているのか、ぜひとも注目をしてほしい」と述べ、「国民の皆さんに共感してもらえる政策を打ち出した時は、国民民主党への理解・支援をお願いしたい」と訴えた。

富山駅前にて

富山駅前にて

 近藤衆院議員は与党が野党に向けた批判として口にする「法案には反対ばかりで対案もない。不祥事追及ばかりをしている」との声に対し、「今年を振り返れば8割の法案に賛成し、国会の同意人事に関しても9割は賛成をしている。対案を30本以上も出しており、『森かけ問題』に限っては全体のわずか5%しか議論をしていないことを皆さまに知ってもらいたい」と、与党の野党批判が事実と異なることを主張した。最後に近藤衆院議員は、「この政権政党がダメだと思ったら、野党のもう一つの方に任せてみようと思ってもらえるような存在になれるよう、われわれは努力と取り組みを怠らない」と国民民主党の立場を力強く訴えた。

地元メディアから取材を受ける川合参院議員・近藤衆院議員

地元メディアから取材を受ける川合参院議員・近藤衆院議員