両院懇談会で報告する玉木代表

 国民民主党は9日、両院議員懇談会を党本部で開き、国民民主党と自由党の合併について、執行部からの報告と議員同士の意見交換を行った(議題は「自由党との合併手続き完了のご報告」)。

 冒頭、玉木雄一郎代表が「まず結集していただいた皆さんに、代表としてあらためて心から歓迎の言葉を申し上げたい。『ようこそ。そして有難うございます。』」と自由党から加わった新しい同志たちに歓迎の言葉を投げかけ、会場は拍手に包まれた。

 玉木代表は続けて「これで衆院が40人、参院が24人。合わせて64人の政党となった」「会派では、衆院で佐藤公治先生、参院で舟山康江先生、アントニオ猪木先生、そして山本太郎先生らにも引き続き同志としてご活躍いただくので、会派としては68人ということになる」と報告した。また「議会制民主主義そして国民生活。これらを危機にさらしている安倍政権に対しては、厳しく対峙(たいじ)をし、家計や暮らしを豊かにする政治に変えていくための第一歩を皆さんとともに踏み出していくとともに、さらなる野党結集に向けて進んでいく決意をあらためて皆さんと確認したい」と語った。

 続く意見交換では参院選や野党共闘の対応についての質問や意見が出た。執行部からは、選挙については引き続き物心両面でサポートしていくとともに、野党共闘については、大きな固まりに向かってさらに努力する旨の説明があった。

参加者にあいさつする自由党出身議員たち

懇談会参加者らにあいさつする自由党出身議員の皆さん