国民民主党は15日昼、両院議員懇談会を国会内で開き、党としての今後の党勢拡大などの取り組みについて古川元久幹事長をはじめ泉健太国民運動委員長、城井崇広報局長、大島敦選挙対策委員長ら党務担当者から報告や提案を受け、党の支持率向上に向けて一致結束して取り組んでいくことを確認した。出席議員からもさまざまな提案があり、意見を交わした。

 冒頭であいさつに立った大塚耕平共同代表は、会期通りに国会が閉会するよう、衆参ともに国対委員長のもとで協力してほしいと求めた。そのうえで、参院で選挙制度改革の議論が行われていることに言及し、「ここ数日来、たいへん不合理、不適切な仕切りが、議長及び与党の方からなされている」と指摘し、自民党に申し入れを行ってきたことを報告した。「法案の審議で、選挙制度改革についても民主主義をないがしろにするかのような横暴な振る舞いが目立つ政府・与党であるので、一致結束して一刻も早くより良い政府が作れるように努力をしていく」と語った。 また、党務担当者からの報告内容を踏まえ、今後の党活動に一層協力してほしいと出席議員に呼びかけた。