国民民主党は第198通常国会最終日となる26日午後、党本部で両院議員総会を開き、7月に行われる参院選挙に向けて党の一致結束を誓った。
平野博文幹事長は冒頭の党務報告で、第198通常国会で年金不足2千万円問題、毎月勤労統計の統計不正、日米貿易協定密約問題、イージスアショア虚偽調査などの不祥事が相次ぎ露呈したにもかかわらず、予算委員会の開催要求を拒否し続けた安倍政権の政治姿勢を厳しく批判。参院選挙では「国民の怒り、憤りを受け止めて、安倍政権に正面からぶつける他はない」と参加議員らに強く呼びかけた。
玉木雄一郎代表があいさつに立ち、「昨年5月に結党してから13カ月が経ち、自由党との皆さんと一緒になり、ここまで歩むことができた」と参加議員に謝辞を述べた。参院選に向けて、「初めての国政選挙を迎える。党勢拡大の一大チャンスにしていきたい。改選を迎える候補者全員の当選と新人候補者の1人でも多くの当選を目指したい」と決意を語った。改選を迎える参院議員らを囲んで、参加議員全員でガンバロウコールを3唱して両院議員総会を締めくくった。