盛岡駅前で街頭演説する玉木代表と横澤候補予定者ら

 玉木雄一郎代表は30日、岩手県盛岡市を訪れ、野党統一候補として参院選岩手県選挙区から立候補を予定している横澤高徳(よこさわ・たかのり)推薦候補予定者を激励した。盛岡駅前での街頭演説会には達増岩手県知事、木戸口英司参院議員らも駆け付けた。

 木戸口参院議員は、「今の安倍政権は全体のための政治、安倍政権に近い人たちだけの政治、強いものだけが生き残る政治」と述べ、「一人ひとりのための政治、みんなが助け合っていく政治、誰にもチャンスがある政治、そういう政治に変えていく。横澤さんはその象徴になる政治家になると確信している」と横澤候補予定者を激励した。

 横澤候補予定者は「どのような立場の方でも、どんな境遇の方でも、決して人生をあきらめることなく希望を持って生きていける社会を作っていきたい」と述べ、スポーツの世界から政治の世界へ挑戦する気持ちを説明。また、「東日本大震災からの復興政策の隙間から取り残される人がないよう、誰一人として取り残されない、多様性ある共生型社会を岩手から作っていく必要性がある」と訴えた。

 玉木代表は、あいさつの冒頭で「今の日本の政治、民主主義は瀬戸際」と危機感を表明し、7月の参院選挙を「正直な政治を取り戻す戦いだ」と位置づけた。うそやごまかしが横行する政府の現状について触れ、「立場を超えて、いい議論をしようと思ったら、求めた資料やデータを出してもらわないとまともな議論ができない」「しかし、出してくれと言っても資料やデータも文書も出てこない。やっとでてきたと思うと、間違っているか改ざんされている。こんなことではまともな議会制民主主義は成り立たない。でたらめな政治を今回の参院選挙を通じて変えていこう」と集まった聴衆に訴えた。

 その後、玉木代表と横澤候補予定者らは、障害の有無にかかわらずスポーツ・レクリエーションや文化活動を行える「ふれあいランド岩手」を視察した。この場で記者団から、安倍首相がG20で「大阪城にエレベーターをつけたのは失敗だった」と発言したことについて問われ、横澤推薦候補者は「どうとらえたらいいのか戸惑った。安倍さんがどうこうというより、より一層すべての人が住みやすい社会を」と応じた。玉木代表は「エレベーターがなければ上がれない人もいる。それを失敗という言葉で表現したことは不適切だった」「来年には東京オリンピック・パラリンピックを控えている。主催国の首相としては言葉を選ぶべきだった」と述べた。

ふれあいランド利用者と交流する玉木代表と横澤候補予定者

ふれあいランド利用者と交流する玉木代表と横澤候補予定者