榛葉賀津也参院議員の国政報告会

 国民民主党の田名部匡代副代表は2日、静岡県湖西市で開かれた榛葉賀津也参院議員の国政報告会に源馬謙太郎衆院議員らとともに出席し、600人の観衆の前で、今月行われる参院選挙に党公認で立候補する予定の榛葉議員を激励した。中西清文連合静岡会長、小山展弘党静岡県連副会長、田内浩之静岡県議会議員も弁士として出席した。

 田名部副代表は、「国のため、人のために行動する信頼できる政党を作っていかなければならない。榛葉議員は地域の方々と長年にわたり身近にふれあい、声を聴いて、不安を抱えながら生きている人たちのために、また1票を持たない子どもたちの未来を守るために、政治の力でなければ変えられないことに責任を持って取り組んできた」と訴えた。

 報告会終了後に記者団の取材に応じた榛葉議員は、毎年湖西市で国政報告会を開いている意図について「毎年湖西市で国政報告会を行っていることで、信頼関係を築いてこれた。地に足をつけ、真面目に納税している給与所得者が損をする政治はあってはならない。自分たちの会社・まち・環境のことだが声を出したくても出せない人たちに代わって伝えていくことがわれわれの使命だ。一つ一つの現場、一人一人の働く人、一軒一軒の家庭。私はその声を一番多く聴いてきたと自負している」と強調。「年金、子育て、それを支える現役世代の家計を底上げして分厚い中間層を安定させることが必要だ」と決意を表明した。

参加者一人ひとりに挨拶をする田名部副代表と榛葉議員

参加者一人ひとりにあいさつをする田名部副代表と榛葉議員