田名部匡代副代表は10日、浜松市を訪れ、参院選静岡県選挙区で国民民主党公認の榛葉賀津也(しんば・かづや)候補の応援演説を行った。他に日吉雄太衆院議員も参加した。
田名部副代表は自身の衆院3期と参院1期のこれまでの経験を振り返り、「こんなにでたらめで無責任な政治がかつてあっただろうか」と述べ、与党の中で安倍総理に何も言えない状況になっていると言及。「今の与党がだらしない以上、やはり地域の声を受けて地域のために、誠実にまっすぐ情熱を持って行動する政治家がなくてはならない」と力を込め、榛葉候補への支援を求めた。
日吉議員は、「皆さまの命を守り生活を豊かにし、将来の不安を払しょくして希望のある社会を作っていく。それこそが政治の使命。その先頭に立っていただくのが榛葉賀津也さん」と榛葉候補を紹介した。
■榛葉賀津也候補
榛葉候補は、年金制度に触れ、「もらう側がいれば、支える側もいる。支える側を強くすれば年金も安心」と主張。しかし、非正規雇用が4割を超え、年金を払えない人も増加、子どもの7人に1人は貧困と言われている実態をあげ、高齢者や子どもを支えるために「現役世代を太くしないといけない」と力強く語り、そのために国民民主党が掲げる家計第一の経済政策を進めることが必要だと説明。「皆さまのご支援ご指導を賜りたい」と呼びかけた。