練馬駅頭で街頭演説(左より高松9区総支部長、青柳台東区議、たるい10区総支部長)

 国民民主党東京9区の高松智之(たかまつ・さとし)、同10区の樽井良和(たるい・よしかず)両総支部長は23日、東京・練馬区内で合同で街頭演説会を開き、国民民主党の政策を訴えるとともに、不祥事続きの安倍内閣を一刻も早く退陣させ、早期の政権交代をと訴えた。

 9区・高松総支部長は、「経済的に厳しい若い人たちに優しい経済政策を行っていきたい」「地域のことは地域で決める地域主権の政治を進めて行く」などと訴えた。また、選挙区内で禁止されている寄付行為を行っていたことを報じられて経済産業大臣を辞任した自民党の菅原一秀衆院議員について、「辞めて終わりではない。説明責任を果たさなければならない」と指摘し、厳しく追及していく考えを示した。

 10区・たるい総支部長は、「消費を喚起する家計に優しい政策を進めて行く」と経済政策の転換の重要性を訴えるとともに、先日の台風や豪雨によって各地で大きな被害が出たことを取り上げ、災害に強い国づくりを進める政策を示した。

 またこの日の街頭演説には、東京都連幹事長の青柳雅之台東区議も参加し、国民民主党への支援を訴えた。