「桜を見る会」追及本部

 総理主催「桜を見る会」追及チームから格上げした追及本部の第1回会議が25日に開かれた。追及本部には70人を超える野党の国会議員が参加し、「山口・下関ルート」「ホテルルート」「『桜を見る会』調査(招待者・予算・セキュリティー)」「昭恵夫人ルート」「名簿調査(名簿作成・廃棄過程)」「ネット調査」「リアルメディア調査」「法務」の8班に分かれ各班が現地調査など詳細な調査をする予定だ。会議では、本部役員人事と班編成を決定した。

 追及本部の副本部長となった原口一博国会対策委員長はあいさつで、「『まだ桜を見る会をやっているのか』とすごい攻撃を受ける。これはどういうことか。刺さっているからだ」とこれまでの追及チームの成果で政権側が焦っているために攻撃する人がいると発言。「事実を重ねてひるむことなく、安倍内閣を一刻も早く倒していく」と力を込めた。

 「桜を見る会」調査班のキャップとなった斉木武志衆院議員は、「政治家の推薦枠の方が多く、文化功労者への激励はどこへ行ってしまったのかという会になった」と疑問を投げかけ、国民の期待に応えると意気込みを示した。

 法務班のキャップとなった奥野総一郎衆院議員は、「権力を使った大掛かりな買収ではないか」と述べ、法律の観点から詰めていく考えを語った。

PDF「総理主催「桜を見る会」追及本部役員」総理主催「桜を見る会」追及本部役員

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