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 国民民主党は4日、第102回総務会(拡大)を党本部で開催した。地方ブロック代表幹事等の一部は地元からウェブ形式で参加した。

 玉木雄一郎代表より7月30日に開催された野党党首会談について、コロナ対策で早急な法整備や予算措置等が必要なことから、憲法53条に基づく臨時国会の召集要求を行うことで一致したとの報告があった。また、玉木代表より、新型コロナの感染防止に不可欠な検査、隔離、追跡体制の拡充に党として率先して取り組む考えから、(1)希望する党所属議員や秘書、職員がPCR検査等を受けることができるよう必要な体制を整備する(2)接触確認アプリCOCOAへの全員登録を要請する(3)陽性者の生活保障と偏見・差別の防止活動を強化する──提案があり、必要な準備を進めることが確認された。

 平野博文幹事長より、立憲民主党との協議について、7月29日に幹事長会談を行い、綱領・規約等に関する幹事長・政調会長の4者協議を開始することで一致し、30日には第1回協議を行ったとの報告があった。また、党名の選定手続きについては、幹事長間で引き続き協議しているとの報告があった。
 また、「コロナ対策基金に対する寄附」について、新型コロナウイルス感染が拡大していることから、当初予定していた期限を延期し、引き続き取り組むとの報告があった。大島敦企業団体委員長より党に寄せられた陳情・要望について報告を受けた。

 原口一博国会対策委員長より、野党からの臨時国会召集要求に政府・与党が応じようとしていないとの報告があり、野党が既に提出した法案、コロナ対策として新たな法案を審議するためにも臨時国会の早期開会を改めて求めて行くことを確認した。

 岸本周平選挙対策委員長の提案により、来年3月に予定されている静岡市議会議員選挙について2人の候補者の推薦を決定した。

 さらに、ブロック代表幹事、女性議員ネットワーク、全国青年委員会の代表者から地域や活動の状況の報告、立憲民主党との協議や政策に関する意見、要望を受け、意見交換を行った。