政府与野党連絡協議会

 政府と与党、国民民主党を含む野党5党は25日午後、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため設置された政府・与野党連絡協議会の第2回会議を国会内で開いた。国民民主党からは泉健太政調会長が参加し、共同会派でまとめた対策案を政府に説明し、意見交換した。政府から西村明宏内閣官房副長官、自民、公明両党から新型コロナウイルス対策本部の幹部、野党から各党の政策責任者が出席した。

 会議終了後、泉政調会長らは記者団の会見に応じた。政府側から19日に行われた専門家会議を受けた分析結果、マスクの配布状況、PCR検査の現状、医療体制の整備、第2弾の経済対策などについて説明を聞いた後、国民民主党は共同会派でまとめた追加要望「~3つの危機から、国民を守る緊急対策~」を政府に説明、自由討議を行ったと報告。泉政調会長は厚労省が大阪府など一部の地方自治体にのみに緊急提案を行った事例を取り上げ、都道府県別の情報を国民にあらかじめ公開し、客観性や透明性を高めるべきだと求めたと述べた。

PDF「新型コロナウイルス対策 政府・与野党連絡協議会(第2回)」新型コロナウイルス対策 政府・与野党連絡協議会(第2回)