null

 泉健太政務調査会長と後藤祐一政務調査会長代行は2日、国会内で開催された立憲民主党・国民民主党政務調査会と連合との政策協議に出席し、新型コロナウイルス対策について意見交換をおこなった。

 冒頭、泉政調会長は「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて与党では部会など開かない動きがあるが、野党には行政監視の重要な役割があるので、感染防止策を万全にして国会審議、党内協議のための会議をおこなっていく。自粛要請の中、孤立して悩みを抱える人が増えることを危惧している。新しいコミュニケーション・ツールを使いながら、孤立しがちな人とコミュニケーションをしていかなければいけない」とあいさつした。

 連合の相原康伸事務局長らから、連合が3月27日に発表した「新型コロナウイルス感染症拡大に対する総合的対策について(緊急提言)」、連合本部がおこなった内定(採用)取り消しや解雇、契約解除などへの対応などに関する緊急集中労働相談の結果などについて説明を受けた。

 立憲民主党・国民民主党側からは、3月19日と25日におこなわれた「新型コロナウイルス対策政府・与野党連絡協議会」の様子を報告し、本日午後に開かれる第3回連絡協議会に向けて意見交換をおこなった。

 その中で、国民の命を守ることを最優先とすること、生活支援と事業継続に取り組むこと、雇用は必ず守るという強い決意でのぞむことなどの認識を共有した。


PDF「連合「新型コロナウイルス感染拡大に対する総合的対策について(緊急提言)」」連合「新型コロナウイルス感染拡大に対する総合的対策について(緊急提言)」