泉健太政務調査会長は９日、国内外のツアー旅行に同行する派遣添乗員の労働組合と面談し、新型コロナウイルス感染拡大による仕事の激減の状況について説明を受け、支援の要請を受けた。
派遣添乗員は、海外渡航の禁止勧告や外出自粛に伴うツアーやイベントのキャンセルにより収入が途絶え、この先も収入が見込めない完全失業状態が続いているにもかかわらず、基本給がないこと、今後の労働予定が確定していないことを理由に、雇用調整助成金が申請できるかどうかも不透明なままだという。
政調会長は、「過去の労働実績を参考に申請しても助成金が出せるよう、厚生労働省にも急ぎ確認したい」と応じた。
陳情書