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 新型コロナウイルス感染拡大に対応する6回目の政府・与野党連絡協議会が1日午後、国会内で開催され、国民民主党からは泉健太政務調査会長が出席した。政府から午前中に開催された新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の概要の報告を受けてから意見交換をおこない、共同会派は「新型コロナウイルス等に関する要望事項」を提出した。

 協議会終了後、泉政調会長らは記者団の取材に応じ、「今まで補償なくして自粛要請なし、と言ってきたが、緊急事態宣言が延長ということになるのであれば、『補償なくして延長なし』ということだと思う。今でさえ息切れしかねない状態の中で、宣言が延長されて自粛、休業を続けなければいけなくなれば、当然ランニングコストが支払えなくなり、倒れざるを得なくなる。2次補正までは待てないのが実態ではないか。1次補正での支援には限界があると思っているので、延長を前提とした対策、既に打ち出したものだけではない対応が早く必要だ」と語った。  

 野党側はほかに、家賃支払い支援法に関する与野党協議の早期開始、学生に対する支援、持続化給付金の活用に関する農林漁業者や福祉関連事業者等への周知、新型コロナ対応の相談窓口業務について政府・自治体内での人員配置の融通等を要請した。

PDF「【共同会派】新型コロナウイルス対策等に関する要望事項」【共同会派】新型コロナウイルス対策等に関する要望事項


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