小宮山泰子議員

 国民民主党で25日、バリアフリー推進検証ワーキングチームが発足した。座長の小宮山泰子議員は「今国会でバリアフリー法改正がおこなわれて、より実効性のある法律となった。私たちは付帯決議をつけたが、実際に街の中でバリアフリーが進まなければ、この法律の意義が活かされない。わが党においては横沢議員がパラリンピアンであり、日々バリアフリー環境が整っているかどうかを検証している。こういう仲間がいるからこそ、また来年のオリンピック・パラリンピックの開催に向けて、バリアフリーとユニバーサルデザインのある街づくりを早く実現できるよう検証していきたい」とあいさつした。

 事務局長の横沢たかのり議員が司会進行をおこなった。参加議員はバリアフリー施策の経緯、推進状況及び今後の検討課題について、国交省よりヒアリングをおこなった。参加議員から、バリアフリーの整備目標の達成状況、予算の確保などについて質問が及んだ。小宮山座長は定期的にヒアリングを継続していく考えを示した。

 第201通常国会で成立した改正バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)はスロープ板の適切な操作や照明の明るさなどの基準を設け、公共交通事業者に順守するよう義務付けるもの。

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