玉木雄一郎共同代表は28日、東京大学本郷キャンパス(文京区)にゲストスピーカーとして招かれ講演を行った。

 玉木共同代表は、現在の政治状況や国民民主党が目指していくこと、今後の世界情勢など多岐にわたって学生に向けて話をした。

 さらに設立大会でも話題にした4つの大きな変化である(1)AIを中心とした革新的技術が進歩する時代(2)人生100年時代(3)人口減少時代(4)経済や政治の中心が大きくアジアに移っていく時代――に触れ、「変化は何が起きるかわからない一方で、ものすごいチャンスが若い人にも来る」と呼びかけた。そのうえで、「政治のルートで自分たちが社会にインパクトを与えようと思えば、あと20年間くらいで、10年で議員になる準備をして、残りの10年で何しようと考えないと間に合わない。皆さんには、高い志を持って本当の良い意味でのエリート主義をきちんと持ってもらって頑張ってほしい」などと出席した学生にエールを送った。