国民民主党は29日、両院議員懇談会を国会内で開き、党勢拡大と認知度向上のための取り組みなどについて懇談した。

 あいさつに立った大塚耕平共同代表は、党所属の国会議員がいない県が47のうち20あると述べた上で、「まずは皆さんの所属する都道府県連で、しっかりと体制を早急に整えていただき、活動できる基盤を作るために、会期中もそうだが、閉会後も皆さんにご協力をいただきたい」と要請した。

 玉木雄一郎共同代表は、「27日に投開票が行われた野田市議会議員選挙は、3人の公認候補が全員当選した。一つひとつ党勢を拡大していくことが大事だ。各地の地方選挙で地道に勢力を拡大し、選挙こそが知名度を上げていく最大の方法だ」「週末に大阪と兵庫で街頭演説を行った。兵庫県にはわが党の国会議員がいないが、それでも国民民主党がんばれと集まっていただいたたくさんの仲間がいる」などと述べ、「元気いっぱいやっていると人は集まってくる。思いをしっかりと訴えていくことが大事だ。一致結束して頑張っていこう」と訴えた。